理系の理科選択(1) 物理、化学受験は汎用性が高い

物理、化学、生物、(地学) はたしてどの2教科を選べばよいのか?

よく生徒さんに聞かれる問題です。
これは大変難しい問題です。
自分の学校の立ち位置、志望大学のレベル、志望学部、相性など 考慮する点が多いためです。

まず、難関大学を第一志望にする場合  圧倒的に物理、化学がおすすめです。 
この選択の仕方は ほとんどの生徒が国立大学に進学するような超進学校でも すすめられていますし、実際の受験生の選択でも多く選ばれています。

なぜ、この組み合わせか? 極論をすると 皆、なぜ物理で なぜ生物ではないのか。

物理、化学選択は汎用性が高い

私が通常 物理、化学を推す 一番の理由は、大学受験における選択肢の広さにあります。

常日頃から高校生、受験生に接する機会の多い私からみて、生徒さんの志望大学、学部は日々変わります。

思春期の生徒さん、友達や先輩 学校見学等による影響 大きく心が揺れて当然です。昨日までは工学部と言っていたのに 今日は医学部、そして きっと明日は違う学部・・・ そうなったとき

化学、生物では、受験可能学部がかなり制限されてしまう。

一方 物理、化学選択では、そんなことがあっても関係ないです。

それこそ、文系も含め ほぼ全ての学部の受験を網羅でき、 どんな進路にも対応しやすいということは とても大きなメリットです。

私が通常 物理、化学を推す 一番の理由は、大学受験における選択肢の広さにあります。